AWSクラウドプラクティショナー 第1~2章
単語
プロビジョニング
必要に応じてサーバー等のリソースを提供できるように予測し、準備しておくこと。
オンプレ時代はこれが必要だったが、クラウドの登場で不要になった。
ただ、クラウド上でもインスタンスを使えるようにセットアップすることをプロビジョニングという表現をしているものも見られるので、広義と狭義がある模様。
ざっくりと利用可能な状態にすると覚えるのが良さそう。
Amazon SQS
Simple Queue Serviceの略。
システムを非同期かつ疎結合にするための中間点として用意し、万が一障害が起きた最に他のリソースが処理を続行できるような構成(キューイングチェーン)を実現できる。
概念
スケールアップとスケールアウト
スケールアップ
CPUの性能UPやメモリの増強によるスケーリング(システムやプロセスの拡張や縮小)のこと。
オンプレでは主にこの手法が取られていたが、メモリスロットの上限などのハード的な制約が生じる上、耐障害性は低かった。
垂直スケーリングとも言う。
スケールアウト
複数台構成によるスケーリングのこと。
クラウドでは簡単にリソースの増減ができるためこの手法が取られている。
耐障害性のほか、多数アクセスが見込まれるときにだけスケールアウトすれば良いため、金額面でもかなりの優位性がある。
水平スケーリングとも言う。
また、逆にリソースが必要なくなったときに減らすことをスケールインという。
データリージョンを完全に制御
練習問題に出てきた「データリージョンを完全に制御および所有し続ける」とはどういう意味か。
データリージョンについては知っていましたが、「完全に制御し」とは?
ChatGPTに解説してもらいました。
特定のデータが存在する地域や場所において、データに対する絶対的な支配権や管理権を持ち、それを継続的に保持し続けることを指します。
これは主にクラウドコンピューティングやデータ管理の文脈で使われる表現であり、企業や組織が自分たちのデータがどの地域に保存され、処理され、どのようにアクセスされるかに対して、完全な制御権を持つことを意味します。
企業によっては、法的な観点やプライバシーの観点でデータが実際にどこにあるか、というのを把握していなければなりません。
AWS上でリソースを構築する際、自分でリージョンを選択することができます。
リージョンが明らかにされていなかったり、勝手にAWS側に変えらることがないという意味で「完全に制御して所有し続ける」という表現になっているものと思われます。
手応え・感想
まだ序盤なので既存の知識でついていけている感触があります。
横文字多い💧