AWSクラウドプラクティショナー 第10章 請求と料金
クラウドプラクティショナー勉強録シリーズ。
ようやく最終章!
マイペースでやっていたので1ヶ月かかりましたが、本気でやれば2週間で勉強できたくらいのボリューム感です。
toyamadori.hatenablog.com
一般技術キーワード
ROI
Return on Investment
の略で、投資利回りや投資収益率を表す指標。
ある投資に対して得られる利益や収益をその投資にかかったコストで割った値。
正のROIは利益が投資を上回っていることを示し、負のROIは損失が発生していることを示す。
エスカレーションパス
組織内で問題や異常事態が発生した際に、その対処や解決のために取られる手順やプロセスのことを指す。
料金体系のポイント
- オンプレミスと違い、実体が無いため従量課金というイメージが湧きづらい。
エンジニアだけでなく組織全体でAWSの料金モデルを受け入れることが重要。 - サービスによって課金体系が異なるが、使った分にだけ請求が発生する変動費。
- 請求書はダッシュボードの形で確認でき、月の途中でも課金状況を確認できる。
- コスト配分タグを設定でき、それを元に可視化・分析ができる。
可視化するツールはコストエクスプローラーというものが用意されている - 請求金額もCloudWatchのメトリクスの1つとして扱い、アラームを発することができる。
- AWS Budgetsという、予算が超えると予測されたときにアラートを発信するサービスも利用できる。
CloudWatchと比較し、特定のサービス・特定のタグのみに予算を設定するなど、予算関係でより柔軟にアラートの設定ができる模様 - AWS Organizationsを使用することで、複数アカウントを一元管理できる。
Organizationsにまとめて一括請求に設定することもできる。 - 事前にコスト試算を行うことができるAWS Pricing Calculatorというツールが用意されている。
AWSのサポートプラン
5つのサポートプランが用意されており、プランによって受けられるサポートや確保できるエスカレーションパスの規模が異なる。
本番稼働している場合はビジネスプラン以上が推奨されている。
ビジネスプランは技術サポートを受けられるユーザーが無制限かつ24時間対応で、サポートAPIの使用やサードパーティソフトのサポートなどが含まれる。
練習問題で引っかかったところ
- コスト最適化をするためにベーシックサポートに変更するのは悪手。
Trusted Adviserの機能が制限されるのでコスト削減に対するベストプラクティスを適用できない可能性があるため。